シニアが孫に使ったお金はどのくらい? 昨年と比べ:使った項目は(1/2 ページ)
ソニー生命保険は9月8日、「シニアの生活意識調査2021」の集計結果を公開した。シニアがこの1年間で孫のためにお金を使った項目や金額、日頃スマートフォンを何に使っているのかなどを聞いている。
ソニー生命保険(東京都千代田区)は9月8日、「シニアの生活意識調査2021」の集計結果を公開した。シニアがこの1年間で孫のためにお金を使った項目や金額、日頃スマートフォンを何に使っているのかなどを聞いている。
孫がいるシニア(313人)に「この1年間で孫のためにお金を使ったこと」を聞いたところ、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(71.6%)、2位「おもちゃ・ゲーム」(39.3%)、3位「一緒に外食」(38.3%)という結果となった。
2020年の結果と比較すると、「衣類などファッション用品」が上昇している一方で、「一緒に外食」や「一緒に旅行・レジャー」が下降しており、コロナ禍で孫と会う機会が減っている実情がうかがえる。
この1年間で孫のための出費をしたシニア(283人)に使った金額を聞いたところ、「5万円〜10万円未満」(24.7%)という回答が最も多く、平均額は10万4682円となった。20年の平均額は11万2715円だったので、8033円の減少となっている。
「新型コロナウイルス収束後に孫としたいこと」を聞いたところ、1位「外食」(51.1%)、2位「旅行」(39.0%)、3位「公園で遊ぶ」(36.4%)という結果に。男女別でみると、男性は「公園で遊ぶ」や「山・海で遊ぶ」などアウトドアでの体験を、女性は「外食」「会話」「ショッピング」などコミュニケーションを重視した体験を望んでいることが分かった。
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