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ドンキ、厚さ7センチの「スマートリュック」発売 トレインマナーに配慮したコンパクトさを訴求:ACEブランドと共同開発
ドンキがオリジナルブランド「情熱価格」の新商品「情熱×ACE スマートリュック」を発売する。最も薄いタイプで厚さは7センチで、ノートPCを収納しても10センチ以下になるようにした。
ドン・キホーテは9月17日、オリジナルブランド(PB)である「情熱価格」の新商品「情熱×ACE スマートリュック」を、全国のドンキ系列店舗で発売する。
スマートリュックは、バッグメーカーのエース(東京都渋谷区)と共同開発。最も薄いタイプで厚さは7センチ。ノートPCを収納しても10センチ以下になるようにした(メンズSの場合)。電車の中で前に抱えても邪魔にならないようにすることで、通勤時のストレス軽減を狙う。
傘やペットボトルの収納に適したサイドポケットと、貴重品を収納できる背面ポケットを配置。外側は左右両方から出し入れできるダブルアクセス仕様にした。
メンズとレディース向けがあり、それぞれSとMのサイズを用意した。カラーは、メンズがブラックとグレー、レディースがブラックとベージュとなっている。価格は7689〜9889円。
ドンキは2021年2月、PBの「情熱価格」をリニューアルした。リニューアル前には、食品、家庭雑貨、健康用品、衣料品、ペット用品など3900アイテムを超える商品を展開してきたが、認知度不足が課題だった。また、安さを追い求めた結果、「ドンキらしからぬどこにでもありそうな商品ばかりを量産していた」という反省もあった。
そこで、PBのロゴをリニューアルするとともに、商品ごとに「驚きのニュース」の提供を目指すとしていた。
今回発表した新商品では薄さを消費者に訴求していく。
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