BATJ、gloの新デバイス発表 25%の軽量化で持ち運びやすく:サステナブルパッケージを導入
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは9月20日、加熱式たばこ専用デバイス「glo(グロー)」から、新デバイス 「glo pro slim(グロー・プロ・スリム)」を発売する。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは9月20日、加熱式たばこ専用デバイス「glo(グロー)」から、新デバイス 「glo pro slim(グロー・プロ・スリム)」を発売する。従来品よりもスリムでスタイリッシュなデザインを採用し、持ち運びやすいデバイスとして訴求。加熱式たばこへの移行を促す。
同製品では従来の「glo pro(グロー・プロ)」と同様、最新誘導加熱技術(IH)を採用しながらも、従来品と比較して約25%の軽量化を実現した。加熱速度などの性能は維持しつつ、よりスタイリッシュで持ち運びやすいデザインとした。
これまでのgloシリーズを象徴する「前面中央のパワーボタン」をデバイス側部に移動させ、全体設計を一新。glo史上最も薄くスリムなデザインとした。また、スティックは現在発売しているgloスリムシリーズの全11銘柄に対応している。
また、製品梱包にはサステナブルパッケージを導入。プラスチック材料の使用量を削減した他、箱の内トレーには再生紙を利用するなど従来品と比較してより環境に配慮した製品パッケージを採用している。さらに、従来同梱していたACアダプターを付属品から省くことで、電子ごみの削減にも取り組んだ。
同グループでは、2020年に企業戦略「A Better Tomorrow(より良い明日)」を制定。持続可能な事業に向け「30年までに非燃焼性製品の成人消費者を5000万人に伸ばす」「使い捨てプラスチックを排除し、プラスチック包装を25年までにリサイクル可能にする」といったサステナビリティの目標(ESGアジェンダ)を設定している。サステナブルパッケージもその一環としていて、今後はglo proでも同様のパッケージを順次展開するとしている。
glo pro slimの希望小売価格は1980円で、色はブラック、ホワイト、イエロー、ネイビーの4色を展開する。
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