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コンビニのクリスマス商戦スタート 大手3社の狙いは?:コロナ禍のニーズに対応(1/2 ページ)
コンビニのクリスマス商戦が本格的にスタートする。各社はコロナ禍で“おうち時間”を充実させたいという利用者のニーズに対応する。
大手コンビニ3社のクリスマス商戦が本格的にスタートする。コロナ禍で“おうち時間”を充実させたいと考える消費者が増えたことに対応したラインアップを打ち出している。
クリスマス市場最大規模のラインアップ
ファミリーマートは、9月18日から早期予約を受け付ける。対象商品を予約すると、安く購入できるようにした。同社では、2019年度からクリスマスケーキやおせち料理といった季節商品の予約販売を強化し、廃棄削減を目指している。
ファミマは、「ディズニー」や「すみっコぐらし」などとの限定コラボケーキ、専門店監修のケーキ、オリジナルのショコラ・ミルフィーユといったクリスマスケーキ全22種類をそろえた。
ケーキに加えて、チキン、オードブル、ピザといった商品を「クリスマス史上最大規模でラインアップした」(ファミマ)としている。
巣ごもり需要でケーキの売り上げが伸長
ローソンは、GODIVAとコラボした初のクリスマスケーキ「Uchi Cafe×GODIVAノエルショコラ 4号」(4950円)や、世界的パティシエ青木定治氏が初めて監修した「Uchi Cafe×サダハル・アオキ Pere Noel a Paris(ペール ノエル ア パリ) 4号」(5200円)などを用意。31種類のクリスマスケーキの予約受付を9月14日からスタートしている。
同社によると、20年のクリスマスケーキの売り上げは、19年比で約1割伸長。コロナ禍の巣ごもり需要が背景にあると分析している。そこで、「今後もご自宅でのイベントをより楽しめる商品の開発・発売を進める」としている。
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