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コンビニのクリスマス商戦スタート 大手3社の狙いは?:コロナ禍のニーズに対応(2/2 ページ)
コンビニのクリスマス商戦が本格的にスタートする。各社はコロナ禍で“おうち時間”を充実させたいという利用者のニーズに対応する。
セブンは商品数を追加
セブン‐イレブン・ジャパンは、「身近なセブン‐イレブンでそろう! 簡単で豪華なおうち時間」をテーマに掲げる。外出自粛の影響で、価値ある商品を自宅で楽しもうとする消費者が増えたと分析。こうしたニーズに対応するため、昨年と比べて有名店監修ケーキを3品、パーティーメニュー4品を追加した計50品を用意した。予約は9月20日から受け付ける。
有名店監修のケーキとしては、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 徳永純司監修 モンブランノエル」(3996円)や、ピスタチオケーキの「ガトー ド ノエル ア ラ ピスターシュ」(4298円)などを用意した。
パーティーメニューとしては、「クリスマスサンドイッチセット」(1198円)や、「炭火焼和牛ローストビーフ」(2160円)などを販売する。
コロナ禍の影響で、自宅から遠くにあるショッピングモールやデパートにわざわざ出かけて商品を購入する人が減っている。また、テレワークが普及しているため、職場から帰宅する途中でクリスマスケーキを購入するケースも例年より少なくなることが予想される。自宅から身近な場所で食料品などを購入する消費者が増えている中、コンビニはコロナ禍独自のニーズに対応できるか。
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