愛媛県の「住みここちランキング2021」発表 「松前町」や「砥部町」を抑えて1位になったのは?:大東建託調べ(1/2 ページ)
大東建託は、愛媛県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」「住みたい街ランキング」の1位はどこの町か、その理由は何か聞いた。
大東建託は、愛媛県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」1位は、2020年調査と同じ「松山市」だった。
自治体担当者は松山市について、「田舎のおだやかさもあれば都会の便利さもある。文化や歴史の楽しみもあれば、海や島の楽しみもある。松山は何かひとつがすごいのではなく、いろんな良さが程よく混ざりあう街である」とコメント。
居住者からは、「デパートやショッピングモール、スーパーもあり買い物には便利。公共交通機関はいまひとつだが、自家用車があれば不便はない。空港も市内から車で20分程度で、病院も近隣にたくさんあり安心できる」(50歳男性)、「街中でも遠くを見れば山や海があり、環境が良い。人も穏やかで、他から来ても馴染みやすいと感じる」(41歳女性)といった声が寄せられた。
2位は昨年3位の「松前町」がランクイン。空港に近く、鉄道やバスが走るなど交通の利便性に優れていて、町内には大型商業施設があり必要なものは町内でそろえることができる。町内各所に湧水があり、水を親しめる親水公園が整備され、豊富な水と肥沃な土地を生かした農業も盛んで、のどかな風景を楽しむことができる。
3位は昨年4位の「砥部町」だった。県都松山市に隣接するベットタウンでありながら、のどかな焼き物の里という2つの顔をもつ。西日本屈指の規模である「とべ動物園」や、自然に囲まれた「えひめこどもの城」、J2愛媛FCのホームグラウンド「ニンジニアスタジアム」など県立のレジャー施設も立地し、年間約114万人の観光客が訪れる。
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