調査リポート
マイカー所有者が「負担だなぁ」と思う諸経費 「駐車場代」「燃料代」を抑えて1位になったのは?:維持費の平均は月1万1700円(1/2 ページ)
ソニー損保が、自家用車を所有し月に1回以上車を運転する男女1000人を対象に「全国カーライフ実態調査」を実施した。
ソニー損害保険(ソニー損保)が、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18〜59歳の男女1000人を対象に「全国カーライフ実態調査」を実施した。その結果、ドライバーが最も負担に感じる諸経費は「自動車税」だったことが分かった。
1カ月あたりの車の維持費を聞いたところ、「5000〜1万円未満」が33.0%で最多、次いで「5000円未満」(22.6%)、「1万〜1万5000円未満」(18.9%)と続いた。維持費の平均は1万1700円で、2020年の調査から800円増加した。
主に運転している車のボディータイプ別にみると、維持費の平均が最も低くなったのは軽自動車の9500円、最も高くなったのはセダンの1万5600円だった。
車の諸経費で負担に感じるものを聞いてみると、「自動車税」(68.6%)との回答が最も多く、次いで「車検・点検費」(62.6%)、「ガソリン代・燃料代」(54.0%)、「自動車保険料」(50.9%)、「駐車場代」(24.0%)、「修理代」(21.4%)と続いた。
居住地別では、「駐車場代」は都市部では39.4%と、地方(20.8%)に比べて18.6ポイント高くなった。
過去の調査結果と比較すると、「ガソリン代・燃料代」は18年58.7%、19年53.5%、20年50.9%と2年連続の下降から上昇に転じた。ソニー損保は「経済情勢や原油価格の影響によりガソリン価格が高値水準になったことで、負担感を抱く人が増えたのでは」と推察する。
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