ニュース
ローソン、コーヒー39円引きでタンブラー利用者が約2.5倍に:プラスチック約0.7トンの削減
ローソンが実施した、タンブラー持参で「MACHI cafe」のコーヒーを39円引きとするキャンペーン、期間中のタンブラー利用が約2.5倍になった。
ローソンは、7月20日〜8月30日に実施したタンブラー持参で「MACHI cafe」のコーヒーなどを39円引きとするキャンペーンで、期間中のタンブラー利用が約2.5倍になったと発表した。その結果、蓋に使用するプラスチック約0.7トンの削減につながったとしている。
このキャンペーンは、プラスチック削減の視点からローソン社内でアイデアを募集し実現した。利用者からは「日ごろからマイボトルを持参しているのでうれしい」「プラスチックごみが気になるのでタンブラーを利用したい」という声があがったという。
2011年に導入した「MACHI cafe」では、当初からタンブラーなどの容器持参で、10円値引きする取り組みを実施していた。同社は今後もこの取り組みを継続し、プラスチック削減に取り組んでいくとしている。
30年には17年度対比で容器包装プラスチック使用量の30%削減を目標としているローソン。9月14日からは東京都、埼玉県、千葉県の約30店舗で、蓋付きの容器を持参するとおでん5個購入ごとに39円引きとする「おでん鍋割セール」を実施している。
同社は「今後も地球環境に配慮した商品を発売するとともに、時代の変化に合わせた取り組みを行っていきたい」とコメントしている。
関連記事
- ローソンの新スイーツ キーワードは「分かりやすさ」と「なじみ深さ」
ローソンが9月27日から順次、新たに4種類のスイーツを発売する。 - 好きな時間にサウナを独り占め 24時間営業の「個室サウナ」ができた理由
兵庫県にある24時間営業で月額制のプライベートサウナが話題となっている。好きな時間に密を避けた状態でサウナを楽しめる施設が2021年冬に東京と岡山に出店する。 - ホテル1室のアメニティー、清掃費用は一体いくら? ホテルの気になる“原価”あれこれ
コロナ禍で価格が下がっているホテル利用料金。そもそも原価はどのくらいなのだろうか。運営会社に取材を試みた。 - “はがれにくい”けど“はがしやすい” なぜ業界トップのアヲハタは2年かけて「のり」を開発したのか
アヲハタジャムのラベルが剥がしやすいらしい。なぜ? - 売り切れ続出の「ファミマソックス」はなぜ誕生したのか 目指したのは“雨でぬれた時に買う”商品からの脱却
今、若者の間で「ファミマの靴下」が売れている。ファミリーマートが展開する「コンビニエンスウェア」の一つ、「ラインソックス」だ。なぜファミマは衣料品の展開に力を入れたのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.