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複数の拠点で生活する人は9%、理由2位は「親の介護」、1位は?(2/2 ページ)
マイボイスコムは、「二地域居住・複数拠点生活」に関する調査を行った。主な住まいとは別に一定期間生活する場所があるか聞いたところ、「ある」と答えた人は9%だった。複数拠点生活をする理由を尋ねたところ……。
複数拠点生活に興味があるか?
複数拠点生活に興味があるかを尋ねたところ、「興味あり(ややを含む)」は27.0%、「興味なし(あまりを含む)」は52.4%。興味ありと答えたのは、世帯年収が高い層で多かった。
今後、機会があれば複数拠点生活をしたいと思うかどうか聞いたところ、「したいと思う」が8.8%、「ややしたいと思う」が17.4%で、世帯年収が高い層で高かった。一方で「したいと思わない」が33.8%、「あまりしたいと思わない」が17.0%と、したいと思わない人は合わせて5割強いることが分かった。
新たな生活スタイルについて、機会があれば生活してみたいと思うものを聞いたところ、「生活拠点は都市部で、ときどき地方部で暮らす」が16.8%、「平日と休日、仕事とプライベートなどで複数の生活拠点を使い分ける」が15.4%、「定額制のホテル宿泊プラン」が10.5%だった。「平日と休日、仕事とプライベートなどで複数の生活拠点を使い分ける」は若年層で高い傾向で、特に女性の10〜20代で比率が高い傾向が見られた。
今回の調査は 、「MyVoice」のアンケートモニターを対象に、インターネットで実施した。期間は21年9月1〜5日、有効回答数は1万140人。
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