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コロナ禍でゲーム障害とネット依存が1.5倍超に、KDDI調査スマホ利用時間は7〜8%増加(2/2 ページ)

KDDIおよびKDDI総合研究所、国際電気通信基礎技術研究所は、コロナ禍の「スマホ依存」やゲーム障害、ネット依存傾向について調査。その結果を公開した。

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ゲーム障害、ネット依存傾向を示す割合が1.5倍以上に増加

 新型コロナとゲーム障害、ネット依存の関係については、その傾向がある人を示す割合がコロナ禍で1.5倍以上に増加していた。


ゲーム障害、ネット依存傾向を示す人々の割合(出典:プレスリリース)

 ゲーム障害の中核的な症状である「耐性」「離脱症状」も増加。これらは治療にも時間がかかる症状であることから、一過性の問題ではなく、コロナ禍収束後も持続した問題となる可能性があるという。


ゲーム障害の中核的問題である「耐性」「離脱症状」を示す人々の割合の変化(出典:プレスリリース)

 さらに調査では、新型コロナの感染者は非感染者に比べ、ゲーム障害になるリスクが5.67倍である結果も確認。感染者は感染による大きなストレスに対処するためゲームにのめり込み、ゲーム障害のリスク増加につながった可能性があるとしている。

 調査はコロナ前の2019年12月とコロナ禍の2020年8月、全国20〜69歳の男女5万1043人を対象にインターネット上で実施した。

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