今年のハロウィーン「参加予定」は11.2%、否定的な理由は?:前年と比べて(2/2 ページ)
ホットペッパーグルメ外食総研は、ハロウィーンに関する調査を実施した。その結果、ハロウィーン行事参加予定者は11.2%で、前年に比べて4.0ポイント減少したことが分かった。
「ハロウィーン」に肯定的な理由
ハロウィーンに対して肯定的な人にその理由を尋ねたところ、1位は「本来の意味と違っても日本風に楽しめば良い」(37.1%)、2位は「子どものためのお祭りとして良い」(34.2%)、3位は「自分は仮装しないが、楽しくて良い」(28.2%)となり、昨年3位だった「経済効果がある」は4位に後退した。
性年代別でみると、20〜30代男性で「息抜き、ストレス解消になる」「たまにはめを外す機会として良い」「男女の出会いの場として良い」「積極的に仮装して参加して楽しみたい」などの回答が多く、世代差や男女差が大きい結果となった。
ハロウィーンに否定的な人にその理由を尋ねたところ、1位は「新型コロナウイルス感染症の感染拡大につながりそう」(49.5%)、2位は「自分には関係がないように思う」(42.1%)、3位は「何かと理由をつけて騒ぐのは良くない」(36.9%)となり、前年と比較すると1位と2位が逆転する結果となった。
性年代別では、20〜30代女性で「新型コロナ感染症の感染拡大につながりそう」が高く、女性の若年層はハロウィーンに参加予定と回答した人が多い一方で、新型コロナの感染拡大を懸念している人も多い傾向が見られた。
当調査はインターネットを利用し、7月21日〜8月2日の事前調査の後、9月1〜9月13日に本調査を行った。事前調査は首都圏、関西圏、東海圏に住む20〜69歳の男女から得た3万3581件の回答を、本調査は1万146件の回答を元に集計した。
関連記事
- 「今日の仕事は、楽しみですか」に、なぜイラっとしたのか 「仕事が苦痛」な日本人の病
「今日の仕事は、楽しみですか」――。JR品川駅内のコンコースに表示された広告が、批判を受けて1日で終了した。なぜ多くのビジネスパーソンはこの文言にイラっとしたのか。筆者の窪田氏がその背景を分析したところ……。 - 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 「月収25万円で出社勤務」と「月収18万円でテレワーク勤務」 新卒の84.9%が選んだのは?
学情は、2023年3月卒業、修了予定の大学生・大学院生を対象に「テレワークと給与」に関する調査を実施した。コロナ禍で浸透してきたテレワークだが、緊急事態宣言が解除されたことをきっかけに出社する人も増えてきている。23年新卒はどのように考えているのだろうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.