2022年の年末年始は帰省する? 帰省派は21年より増加
NEXERは「年末年始」に関するアンケートを実施した。年末年始に帰省したいと考えている人は2021年10月時点で37.9%だった。帰省する予定の人、帰省しないと考えている人の理由をそれぞれ聞いた。
NEXER(東京都豊島区)が運営する日本トレンドリサーチは、「年末年始」に関するアンケートを実施。現時点で、2022年の年末年始に帰省する予定があるか聞いたところ、「帰省する予定」と回答した人が37.9%に上った。
帰省派の意見としては、「年内に家族みんな、ワクチン接種が終わる予定だから」(30代女性)、「コロナ禍もピークを過ぎたし、衛生上の対応策もしっかりできているから、帰省しても差し支えないと考えて」(60代男性)、「お墓掃除とお参りに行けていないので、県をまたいでの移動自粛が解除になったらすぐにでも行きたい」(60代男性)という声が聞かれた。
一方、62.1%が「帰省の予定はない」と回答した。帰省しない派からは、「まだワクチンを接種し終わってないから」(30代女性)、「コロナで帰ってくるなと言われている」(50代女性)などの声があった。また、「年末年始以外の混まない時期に帰省している」という人もいた。
年末年始にはいつも帰省しているか聞くと、「毎年帰省している」は15.3%、「帰省することが多い」は34.6%で、約半数が帰省していることが分かった。
「帰省しないことが多い」は23.9%、「毎年帰省していない」は26.3%という結果に。
続いて、昨年の年末年始の帰省について尋ねた。「帰省した」は22.1%、「帰省していない」は77.9%だった。コロナ禍であった昨年は帰省していない人が多いようだ。
例年と今年の年末年始の集まり方の違いについて聞いた。「あまり大人数では集まらない。ワクチン接種が済んでいる人のみ会う」(40代女性)、「親戚の集まりがなくなり、家族だけになった」(60代女性)と、規模を小さくして集まるという声が多かった。
緊急事態宣言が解除され、他県への移動も緩和された今、帰省したいと考える人も増えたようだ。第6波が起こる懸念もある中で、年末年始をどのように過ごすのだろうか。
今回の調査は、全国の男女を対象にインターネットで実施した。期間は21年10月3〜8日、有効回答数は700人。
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