ニュース
吉野家HD、3〜8月期の決算を発表 ドラッグストア50店舗で牛丼の販売を目指す:最終黒字(3/3 ページ)
吉野家ホールディングスが第2四半期(21年3〜8月)の連結決算を発表した。営業損益は7億2300万円の黒字を確保した。今後の戦略は?
どんな取り組みをするのか
下期の取り組みとしては、はなまるうどんにおいて、非接触型の最新型店舗を導入する。具体的には、テークアウト専用レーンや、デリバリー用受け取り口を設置する。従業員との接触を避けるためにセミセルフレジを導入する。店内の快適性を高めるため、座敷タイプの客席を用意する。吉野家では、テークアウト専用タブレットなどの導入を目指す。
販売チャネルも開拓する。吉野家は10月1日から、ドラッグストア「ウエルシア薬局」の弁当・総菜売り場で牛丼の販売を本格的に開始した。ウエルシアと北海道のドラッグストア「サツドラ」の一部店舗で牛丼並盛を販売したところ、ランチタイムを中心に一定の需要が見込めたという。吉野家HDは、21年度中に50店舗で牛丼を展開する予定だとしている。また、吉野家の牛丼の具などのダイレクトセールスを拡充し、外販事業(冷凍食品)を100億円規模に成長させる方針だ。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 「100円×3個=301円」問題でセブンが公式に謝罪 見習うべきは「イオン方式」か
「税込100円×3個=301円」問題で混乱が起きたセブン。お客が困惑した根本原因は事前告知が不足していたことだ。ただ、イオンが採用する価格表記を採用する道もあったかもしれない。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - 首都圏の「住み続けたい街」ランキング 東京都の文京区や中央区を抑えて1位になったのは?
リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」は、首都圏の住み続けたい街(自治体・駅)ランキングを発表した。上位にランクインした街の特徴とは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.