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日本KFC、レジ袋改良でプラ使用量削減 利用者への無償提供は継続:SDGs促進へ
日本KFCが、商品提供時に使用するレジ袋を改良し、プラスチック使用量を155トン、CO2排出量を17%それぞれ削減する方針を発表した。レジ袋に使われる植物由来のバイオマス素材の配合率を、従来の30%から50%に引き上げることで、実現できるという。
日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は10月20日、商品提供時に使用するレジ袋を改良し、プラスチック使用量を155トン、CO2(二酸化炭素)排出量を17%それぞれ削減する方針を発表した。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環。レジ袋に使われる植物由来のバイオマス素材の配合率を、従来の30%から50%に引き上げることで、実現できるという。
同社は2020年7月の環境省によるレジ袋有料化制度の施行以来、バイオマス素材を使ったレジ袋を利用者に提供。持続可能な社会の実現のため、地球環境への負荷を考慮した取り組みを展開してきた。
同社は沖縄県と広島県の店舗から新たなレジ袋に切り替え、12月末までに全店舗に展開する予定。また、新たなレジ袋に切り替えたあとも、利用者へのレジ袋の無償提供は継続する方針。
飲食業界でのSDGsの取り組みを巡っては、「ガスト」「バーミヤン」などを展開するすかいらーくも10月5日、グループ各店舗でテークアウトや宅配用に提供するカトラリー(スプーン・フォーク・ナイフ)を22年1月以降、バイオマスプラスチックから木製に順次切り替える方針を発表。この取り組みにより、プラスチック使用量を86トン削減できる見込みだという。
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