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スイーツ専門店「シャトレーゼ八ヶ岳のたまご」がオープン オリジナル商品で素材のこだわりを訴求:プリンなど販売
菓子専門店「シャトレーゼ」を展開するシャトレーゼが、新業態店「シャトレーゼ八ヶ岳のたまご」をオープンする。こだわりの卵を使ったオリジナル商品を発売する。素材の良さをアピールする。
菓子専門店「シャトレーゼ」を展開するシャトレーゼ(甲府市)は、10月29日に新業態店 「シャトレーゼ八ヶ岳のたまご」をオープンすると発表した。シャトレーゼが素材にこだわっていることを消費者に訴求するのが狙い。
シャトレーゼ八ヶ岳のたまごは、東京・南池袋にオープンする。店舗面積は約17平米で、取り扱いアイテムは「エッグタルト」「プリン」「シュークリーム」(いずれも1個237円)。シャトレーゼは、鶏の飼料の配合を工夫することで、臭みがなく濃厚でコクのある卵「八ヶ岳の恵み」を開発している。この卵は、シャトレーゼが展開するプレミアムブランド「YATSUDOKI」でも使用されている。
新店舗では、この卵を使ったオリジナル商品を販売する。特に、エッグタルトは卵のおいしさを最大限味わえるようにしている。具体的には、何層にも織り込んだパイ生地に、八ヶ岳の恵みの卵黄だけを使用したクリームを流し込み、店舗で焼き上げている。
シャトレーゼは、牛乳や卵などを契約農家から直接仕入れ、自社工場で製造し、直売店に届けている。同社はこの独自のサプライチェーンシステムを「ファームファクトリー」と呼んでいる。素材にこだわった菓子をリーズナブルな価格で提供するビジネスモデルが支持され、現在、国内に600店舗、海外8カ国に115店舗を展開している(2021年10月31日時点)。
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