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青かった沖縄の海がなぜ? セメントを流し込んだように灰色に 困る漁師 落胆する観光客動画あり(4/4 ページ)

小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石が沖縄近海に流れ込んでいる問題で、沖縄本島北部の漁港だけでなく南部のビーチや漁港などに漂着し影響が県内各地に拡大している。

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海保の巡視船も航行できず


巡視艇しまぐものエンジン冷却装置の部品に吸い込まれた軽石=24日、沖縄市(中城海上保安部提供)

 23日午後6時20分ごろ、糸満市喜屋武岬の南約55キロ沖合で、中城海上保安部の巡視艇しまぐも(約100トン、乗員9人)が射撃訓練中に海中に漂う軽石をエンジンの冷却装置に吸い込み、航行不能になった。午後9時40分ごろ、付近で同訓練をしていた巡視船いしがき(約1千トン)がしまぐもをロープでつなぎ、えい航を開始。24日午後1時55分ごろ、中城新港に到着した。

 軽石は小笠原諸島の海底火山噴火の影響とみられる。乗員にけがはなかった。

 中城海保によると、従来は海水を取り込みエンジンを冷却しながら航行するが、軽石が詰まって取り込めなくなりオーバーヒートした可能性が高いという。

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