出発進行! 運転士気分を堪能できる「シミュレータールーム」に宿泊プラン登場 東武浅草ホテル:1泊4万円、朝食付き
東武浅草ホテルは、東武鉄道で実際に使用されていた運転シミュレーターを客室内に設置した「東武鉄道運転シミュレータールーム」の宿泊プランの予約を、10月29日から始める。東武鉄道の運転士になった気分を楽しめる体験を提供する。
東武ホテルマネジメントが運営する東武浅草ホテル(東京都墨田区)は、東武鉄道で実際に使用されていた運転シミュレーターを客室に設置した「運転シミュレータールーム」の宿泊プランの予約を、10月29日から始める。料金は1泊4万円。1日1室限定で、定員は2人まで。午後3時からのチェックインから翌朝午前10時のチェックアウトまで、東武鉄道の運転士になった気分を楽しめる体験を提供する。
客室内に設置した運転シミュレーターは2013年、東武鉄道の施設に、運転士の習熟訓練用に導入された機器。機器には実際の車両と同じハンドルを搭載している他、専用モニターには車窓風景がリアルに再現したCGが表示され、実物さながらの運転操作を体験できる。
15年に東武東上線内にATC(自動列車制御装置)の導入に向け活用していたが、導入から一定期間が経過し、各運転士のスキルが向上したことで「訓練の必要性が薄れた」(東武鉄道)として、有効活用の方法を模索していたという。
当初は「利用後のメンテナンスに時間がかかる」として、4時間限定のデイユースプランでの予約を10月から受け付けていたものの、メンテナンスの課題が解消されたことから宿泊プランの解禁に踏み切った。
予約は同ホテルの公式サイトで受け付ける。29日からは11月5日〜11日までの宿泊分の予約を受け付ける。
客室には、運転シミュレーターに加え、駅名標などの装飾も施している。同ホテルによると、鉄道ファンを中心に、子ども連れの家族、カップルにも利用されており「実際に運転士が使っていたシミュレーターが使えて感動した」「ATC装置などのメーターがリアルに動き、興奮した」などの声があったという。
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