洋服の青山、1万円を切る「ゼロプレッシャースーツ」 秋冬モデルを発売:高機能スーツ続々
洋服の青山を展開する青山商事は10月29日、セットで1万円を切る機能性スーツ「ゼロプレッシャースーツ」の秋冬シーズン向けモデルの先行販売を開始した。
洋服の青山を展開する青山商事は10月29日、セットで1万円を切る機能性スーツ「ゼロプレッシャースーツ」の秋冬シーズン向けモデルの先行販売を開始した。同社の公式オンラインストアで展開する。
ゼロプレッシャースーツは、スポーツ素材を使用した“高い機能性”と、セットで1万円を切る“手ごろな価格”を両立した商品として、今年の夏から販売している。通常、夏はスーツ需要が少ないものの、発売以降大きな反響があり、秋冬シーズン向け商品を期待する声が挙がっていたという。
同商品の生地には、旭化成のストレッチ繊維「ROICA(ロイカ)」を使用したニットを採用。一般的なスーツと比べて縦・横ともに6倍のストレッチ性があるとしている。また、自宅の洗濯機での丸洗いを可能とした他、シワになりにくいなど、手入れのしやすさにもこだわった。
新たに発売するモデルでは、高いストレッチ性やイージーケア性は維持したまま、従来品よりも生地に厚みをもたせた。また、光沢を抑えたバーズアイ調の柄を採用し、季節感のある風合いとした。
色は、ブラック、ネイビーの2色で、サイズはS〜3Lの5サイズを展開する。価格は、ジャケットが6050円、パンツ3850円とした。
ビジネスウェアのカジュアル化やテレワークの浸透などにより、高機能スーツ市場は盛り上がりをみせている。
AOKIは、20年11月に発売した「パジャマスーツ」を新戦略の柱とし、今後3年をめどにカジュアル領域で年間売上高100億円を目指すと発表。はるやま商事も今年8月に、ストレッチ性や着心地にこだわった「TOKYO RUN らくティブスーツ」(上下セットで5280円〜)の先行販売を実施。10月からラインアップを拡充して展開している。
関連記事
- SUV専用タイヤが靴底に 洋服の青山とブリヂストンが作った革靴は何が違うのか
青山商事が、ソールにSUV用タイヤのトレッドパターンを採用した革靴を発売している。 - 「パジャマスーツ」で年間売上高100億円を目指す AOKIが進める新戦略
AOKIは「パジャマスーツ」の訴求を強化し、3年をめどに年間売上高100億円を目指すと発表した。 - はるやま、「らくティブスーツ」発売 高機能スーツ続々
はるやま商事が、ストレッチ性や着心地にこだわったビジネスウェア「TOKYO RUN らくティブスーツ」(5280円)を発売した。 - AOKIが新カジュアルシリーズ発表 990円のベストなど“高機能で低価格”を訴求
AOKIが、2021年の秋冬から新たなカジュアルシリーズとして「JOYカジュアル」を展開すると発表した。 - 独学で取得した資格 「FP」や「宅建」を抑え1位となったのは?
独学でも取りやすい資格にはどのようなものがあるだろうか。ビズヒッツが、独学で資格を取得したことがある男女500人に調査した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.