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ローソンとファミマ、「焼きいも」を同時に発売 新しい定番商品に育つか:セブンの動向は?(1/2 ページ)
ローソンとファミリーマートは11月2日、「焼きいも」を発売する。ファミマは約2630店舗、ローソンは約3000店舗で取り扱う。新しいレジ横の定番商品に育つか。
ファミリーマートは11月2日、全国のファミマ約2630店舗で「焼きいも」(230円)を発売する。同社は2019年に一部店舗で焼きいもを実験的に販売。20年に販売店舗を約1030店にまで拡大したところ、女性客を中心に好評だったため、今年は店舗数を約2.5倍に増やす。
使用するのは、強い甘みとしっとり滑らかな舌触りが特徴の「紅はるか」と「シルクスイート」だ。いずれも国産で、収穫後に約1カ月間貯蔵することで甘みが増すようにしている。店内の専用オーブンで石焼きにすることで、香り豊かに仕上げる。
大手コンビニでは、ローソンが約3000店舗で専用オーブンで石焼きにした「焼きいも」(210円)を11月2日に発売する。レジ付近で販売している4種類のカウンターフーズ(おでん、中華まん、フライドフーズ、マチカフェコーヒー)に並ぶ新たな定番商品としての位置付けだ。同社は焼きいもを販売する背景について「さつまいもは、手軽に食物繊維やビタミンを摂取できることや、腹持ちがよいことなどで支持されている。中でも焼きいもは、専門店が出店するほどの人気を博している」と説明している。一部エリアで実施した試験販売では、学生、ファミリー、シニアが購入していたという。ローソンの焼きいもは、国産の「紅はるか」を使用しており、甘みを引き立てるため収穫後45日間貯蔵庫で保管している。
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