60.3%が今後も旧車を所有したいと回答 理由は?:11年以上も乗り続ける人が過半数
旧車専門の買い取りサービス「旧車王」を運営するカレント自動車(横浜市)は、「旧車の所有期間と所有する理由」についてアンケートを実施した。新車ではなく、あえて年式の古い旧車に乗り続ける理由とは?
旧車専門の買い取りサービス「旧車王」を運営するカレント自動車(横浜市)は、「旧車の所有期間と所有する理由」についてアンケートを実施した。旧車(2010年式以前の車)を所有する理由として最も多かったのは「デザインが好きだから」となった。
デザインを挙げたのは32.2%だった。次いで「手放すと二度と手に入らないと思うから」(20.7%)、「現行の車にはない機能や性能があるから」「思い出の車だから」(13.2%)と続いた。車のデザインは時代とともに変化するが、旧車ならではのデザインに魅力を感じているユーザーも少なくないようだ。
「所有している(していた)旧車はどれくらいの期間乗っていますか?」との質問に対して最も多い回答を集めたのは「11〜20年」で27.3%という結果に。以下は「2〜5年」が26.4%、「21年以上」が25.6%と続いた。
「11〜20年」「21年以上」が半数以上を占めていることから、旧車ユーザーは長期にわたって同じ車に乗り続ける傾向が読み取れる。「2〜5年」と所有期間の短いユーザーも一定数いるが、旧車王では「維持の大変さ、使い勝手の悪さが理由で手放してしまうことも考えられる一方、旧車好きが短期間で買い替えていろいろな旧車を楽しんでいる可能性もありそうだ」と分析している。
「今後も旧車を所有し続けたい(所有したい)と思いますか?」との質問に「はい」と答えた人は60.3%。旧車はメンテナンスが大変だが、それ以上の魅力を感じているユーザーは多い。一方で、4割近くが「いいえ」と回答したのは、旧車は魅力よりもデメリットが大きく、今後は新車がいいと考えているからと推測できる。
調査は男女121人を対象にインターネットで実施。調査期間は10月20〜26日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
64.1%が「車のナンバープレートに関する新ルール」を知らない どう変わる?
エイチームライフスタイルは、10月1日から適用される「ナンバープレートの表示に関する新基準」について調査を実施した。64.1%が新基準に変わることを知らなかった。どのように変わるのか?
トヨタ、新型レクサス「LX」を世界初公開
トヨタは新型レクサス「LX」を世界初公開した。日本では2022年初頭を予定している。
新車の買い替えサイクルはどれくらい? 3年以内が約2割を占める
定額カーリースを運営するナイルは、新車を買った人に「どれくらい乗るか」や「ベストだと思う乗り換えのタイミングはいつか」などを調査した。新車に乗る年数は1年〜13年以上と分散した。- https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/02/news139.html,i



