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松屋、初めての冷凍自動販売機を設置 非接触ニーズに対応:コロナ禍で高まるニーズ
牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズ(東京都武蔵野市)は11月18日、同社初となる冷凍自動販売機を都内の店舗に設置した。コロナ禍で高まる非接触ニーズに対応する。
牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズ(東京都武蔵野市)は11月18日、同社初となる冷凍自動販売機を都内の店舗に設置した。いつでも購入できる利便性を提供するとともに、コロナ禍で高まる非接触ニーズに対応する。
自販機で取り扱う商品は、「米国産牛めしの具」「オリジナルカレー」「牛めしバーガー」など全6種類。レンジもしくはお湯であたためるタイプで、商品の入れ替えも今後行うという。グループのとんかつチェーン「松のや」が監修した「ロースかつ」も取り扱う。
同社は「新型コロナウイルスの影響でライフスタイルが変化する中、松屋を手軽に楽んでもらえる、時代に合わせた新しい販売チャネルだ」としている。
コロナ禍の影響で、店内飲食のニーズが低下している。そこで、外食チェーン各社はテークアウトやデリバリーに注力している。また、24時間いつでも販売できる利便性を提供するため、自販機の設置に取り組むところも出てきた。
例えば、長崎ちゃんぽん専門店の「リンガーハット」は、6月から冷凍食品を自動販売機で提供する実験を開始。売り上げが好調だったので、設置エリアを拡大するとしている。
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