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味の素、タイ生産の冷凍唐揚げなど44商品を最大1割値上げ 製造コストの上昇で:2022年2月から
味の素冷凍食品は、タイで生産する鶏肉加工品計44品目を2022年2月から3月にかけて最大1割値上げすると発表した。家庭向け商品は6〜10%、業務用は6〜8%の出荷価格改定に踏み切る。製造コストや物流コストの上昇が原因。
味の素冷凍食品は11月30日、タイで生産する鶏肉加工品計44品目を2022年2月から3月にかけて最大1割値上げすると発表した。同社は、製造コストや物流コストの上昇を原因としている。同社は10月、同様の値上げを発表していたものの、新型コロナの影響で安定供給の目途が立っていなかったとして、タイで生産する製品は値上げの対象外だった。
値上げするのは家庭向けの4商品と業務用40商品。家庭向け商品では「ザ★から揚げ」 「塩麹レモンから揚げ」 「若鶏の備長炭焼き」 「グリルチキン 黒胡椒」を22年2月1日の納品分から出荷価格を改定し、値上げ幅はそれぞれ6〜10%になる。「やわらか若鶏から揚げ ボリュームパック」は容量を減らし、実質的な値上げになる。
業務用に関しては、唐揚げやグリルチキンなどの鶏肉加工品40商品を22年3月1日納品分から、それぞれ6〜8%の出荷価格改定に踏み切る。
同社は値上げの理由について「昨今の原材料費、エネルギー費、包材費などの製造コスト、物流費の上昇により、一部製品の当社出荷価格と容量改定を実施せざるを得ない状況 になった」と説明している。
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