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「チルい」「マリトッツォ」「投げ銭」 三省堂、「今年の新語2021」を発表:どんな意味なのか
三省堂は「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2021』」を発表した。大賞は「チルい」だった。どんな意味なのか。
三省堂は11月30日、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2021』」を発表した。
新語の選定にあたって、一般公募をしたところ応募総数は延べ1525通となった。これらの投稿などをもとに、選考委員が審査。「今年の新語2021」ベスト10を選定した。
大賞に選ばれたのは「リラックスした様子だ」「落ち着いて気分がよい」といった意味で使われる「チルい」だった。もともとは音楽分野の「チルアウト(chill-out)」から来ている。10年代後半から「最高にチルい時間」「チルい雰囲気」など音楽以外での用法が徐々に広まってきたという。
2位には、結果のよしあしが偶然に左右されることを意味する「○○ガチャ」がランクイン。「親ガチャ」「友だちガチャ」「人生ガチャ」といった使われ方をする。
3位は、イタリアでは昔からある菓子パン「マリトッツォ」だった。日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」では、今年一番流行した食品としている。
4位は「投げ銭」、5位は「人流」、6位は「ウェビナー」と続いた。
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