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米スクエア、社名をブロックに変更 仮想通貨フォーカスか?
決済サービス大手の米スクエアは米国時間12月2日、社名をブロックに変更すると発表した。決済サービスでは引き続きスクエアの名称を継続する。各報道によると、社名変更は1年以上前から計画されていた。
決済サービス大手の米スクエアは米国時間12月2日、社名をブロックに変更すると発表した。決済サービスでは引き続きスクエアの名称を継続する。各報道によると、社名変更は1年以上前から計画されていた。
ブロックは、ビルディングブロック、近隣のブロック、音楽で盛り上がるブロックパーティに集まるコミュニティ、ブロックチェーン、コードのセクション、克服すべき障害などの意味が込められている。また、ビットコインの普及を目的としたスクエアクリプトの名称をスパイラルに変更する。
名称変更は12月10日頃の予定。株式のティッカーは「SQ」から変更しない。
スクエアの創業者でありCEOのジャック・ドーシーは、11月29日に自ら創業したTwitterのCEOを退任したばかり。個人的に仮想通貨やブロックチェーンへの関心を強めており、新たな社名ブロックにおいて、仮想通貨へのフォーカスを強めるのではないかと予想されている。
米ハイテク企業では、事業の拡大に伴い社名変更を行う例が多い。グーグルは2015年に持ち株会社としてアルファベットを設立し、各事業を傘下に置いた。直近では、フェイスブックが10月28日に、社名をメタに変更している。
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