「本当に住みやすい街大賞2022」 3位多摩境、2位川口、1位は?:1都3県の街をランキング化(1/2 ページ)
住宅ローンを手掛けるアルヒが「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」の結果を発表した。
住宅ローンを手掛けるアルヒ(東京都港区)は12月7日、「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」の結果を発表した。1位は神奈川県藤沢市の「辻堂」(JR東海道線、総合評価4.24ポイント)が獲得した。
この調査は、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から“本当に住みやすい街”をランキングTOP10で発表し、人々の住まい選びの参考になることを目的とする。アルヒのデータを活用しながら、「住環境」「交通利便」「教育環境」「コストパフォーマンス」「発展性」という5つの基準を設定。住宅や不動産の専門家らで構成する選定委員会が1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の街をランキング化した。
1位の辻堂は、駅周辺は再開発事業が完了し、商業施設や病院の移転、横浜湘南道路の開通など、さらなる発展が期待されている。「テラスモール湘南」といった商業施設、公園などの自然環境も充実している他、都市部やレジャースポットへのアクセスも良好で、隣の藤沢より新築マンションの坪単価が安く、コストパフォーマンスが高いことが評価された。
2位は埼玉県川口市の川口(JR京浜東北線、同4.05ポイント)、3位は東京都町田市の多摩境(京王相模原線、同4.00ポイント)がランクインした。
川口は、駅東口で建設中の複合ビルに住宅や商業施設、子育て支援や医療の施設が整備されている点が評価された。駅周辺には「アリオ」「キュポ・ラ」といった商業施設もあり、生活利便性が高い。都心へのアクセスも良く、新築タワーマンションの価格は隣の赤羽駅と比べ2割程度安いという。
3位に選出された多摩境駅周辺は緑豊かな住宅街で、「コストコ」「MrMax」といった大型商業施設もあり、利便性が高い。町田市では小中一貫の英語教育が受けられる事業や、地元プロサッカーチーム「FC町田ゼルビア」がサッカースクールや絵本の読み聞かせをしていて、子ども向けの取り組みが充実している点が評価された。
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