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「嫌なら勉強していい偏差値の大学に」 マイナビ“学歴フィルター”問題にひろゆき氏が持論 背景にある課題とは?(2/2 ページ)
就職支援サービス「マイナビ」の運営事務局が、学歴フィルター“疑惑”のメールを就職活動中の学生に送信していた問題で、ひろゆきこと西村博之さんが、自身の公式Twitterアカウントに「嫌なら勉強して良い偏差値の大学に入ればよい」との持論を投稿した。
新卒学生1人当たりの採用コストは約93万円
昨今インターネットの普及などによって、採用の応募チャネルが多様化・複雑化し、企業の採用担当者の業務は煩雑になった。コロナ禍では、オンライン面接を導入する企業が増え、担当者の負担は増加している。
採用サービスを手掛けるThinkings(東京都中央区)が5月に発表した、全国の人事担当者1000人への調査では、新たに採用ツールを導入した採用担当者の36.7%が「とても忙しくなった」「すこし忙しくなった」と回答した。
また、リクルート就職未来研究所の「就職白書2020」によると、新卒の学生一人にかかる採用コストは93万6000円。前年の71万5000円よりも22万1000円増加したという。
担当者の業務負担が増え、採用コストが増加傾向にある中でも、応募者一人ひとりと向き合い、採用のミスマッチをなくしていくことが、企業には求められている。
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