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楽天銀行と楽天証券の口座連携「マネーブリッジ」、預金残高4兆円を突破 1年4カ月で倍増
楽天銀行と楽天証券は12月17日、両社の口座を連携して利用できる「マネーブリッジ」の預金残高が4兆円を突破したと発表した。3兆円到達後、過去最短と同期間の8カ月で1兆円増、2兆円到達からは約1年4カ月で2倍となった。
楽天銀行と楽天証券は12月17日、両社の口座を連携して利用できる「マネーブリッジ」の預金残高が4兆円を突破したと発表した。3兆円到達後、過去最短と同期間の8カ月で1兆円増、2兆円到達からは約1年4カ月で2倍となった。
「マネーブリッジ」は、2011年4月より提供を開始した銀行口座と証券口座で自動入出金が行えるサービス。普通預金口座の金利が年0.1%にアップしたり、楽天証券での買い注文時に、不足資金を「自動入金」(スイープ)が可能となるなどの特典がある。12月には、「マネーブリッジ」を設定する口座数は300万口座を突破している(記事参照)。
両社は「楽天エコシステム(経済圏)を生かした連携サービスを展開し、楽天銀行は7月に国内インターネット銀行で初となる1100万口座を突破。また、楽天証券は18年から新規口座開設数が3年連続業界1位となり、12月には700万口座超となるなど、それぞれの顧客基盤を拡大している。
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