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初代コペンやミラ・ジーノ……人気の旧型車を復活させた、琉球ダイハツの狙い:従来の中古車販売とは違う
琉球ダイハツ販売は、ダイハツの人気車種をリバイバル(復活)させて販売する「Uリバイバルプロジェクト」を実施している。
琉球ダイハツ販売(浦添市、加藤憲志社長)は、ダイハツの人気車種をリバイバル(復活)させて販売する「Uリバイバルプロジェクト」を実施している。初代ミラ・ジーノや初代コペンなど、廃版になった人気の旧型モデルをよみがえらせる取り組み。現在は浦添本店だけでの販売だが、今後台数を増やし、県内8店舗での販売を目指す。
中古車の価格は、年数と走行距離に応じて下がるが、あえて手をかけて相場より高く販売し、従来の中古車販売とは一線を画した。
ディーラーならではの整備や板金技術を生かし、新車から10年以上たった中古車を新品のように整備する。外装は全塗装し、エンジンなどの部品も整備。劣化した部品は交換するなど、高品質で提供する。改修や整備の工程は写真で紹介し、購入者目線での「安心」も提供する。
12月から始まった第1弾では、初代と2代目のミラ・ジーノとエッセ・カスタムを各1台ずつ販売。今後もオプティ、リーザスパイダー、ネイキッドなどを復活させる予定。もともと人気車で流通量も少ないことから、仕入れ次第、整備して展示販売する。
プロジェクト名の「U」は中古車(Used-car)の頭文字。藤田耕三取締役営業副本部長は「昔の車は個性的で面白かったというお客さまもいる。昔、憧れた人もいると思うので、ぜひ一度見に来てほしい」と話した。
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