ニュース
マツダ、新型「キャロル」を発売 マイルドハイブリッドシステム搭載車も追加:デザイン一新(2/2 ページ)
マツダが、軽自動車「キャロル」を全面改良し2022年1月中旬から発売する。
毎日乗っても飽きのこないインテリア
内装は、抑揚のある面や線で厚みと立体感を表現し、「毎日乗っても飽きのこないインテリア」(同社)と説明する。インパネとドアトリムには、ネイビーカラーを採用し、上質感や居心地のよさを表現した。また、シート表皮にはデニム調を採用。シート背面はブラウンとすることで、シート全体で親しみやすさを演出した。
パッケージングは、現行車より全高を50ミリ、室内高を45ミリ、室内幅を25ミリ拡大。前席・後席ともに広い視界とヘッドクリアランス、ゆとりあるショルダールームとすることで広い室内空間を実現。フロントドア開口部の高さ方向は、現行車より20ミリ拡大し前席の乗降性を向上させた。
ボディー構造は、軽量・高剛性のプラットフォームを採用。バックドア、センターピラー、サイドドアでそれぞれ環状構造を形成する「環状骨格構造」とすることで、ボディー全体の剛性を向上させた。ルーフパネルとメンバーの接合部には、こもり音や雨音を低減する「高減衰マスチックシーラー」を採用した。
また、低速から中高速までの実用速度域で優れた燃費性能を発揮するR06D型エンジンとISG(モーター機能付発電機)、専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム搭載車を追加。高い環境性能と燃費性能を実現した。
R06A型エンジンと、減速時のエネルギーで発電・充電し、無駄な燃料消費を抑える「エネチャージ」を採用。発電によるガソリン消費を最小限に抑えるとともに、エンジンへの負担を軽減して軽快な走りにも貢献するとしている。
関連記事
- マツダ、CX-5を大幅改良 全販売台数の3分の1を占める基幹車種
マツダはSUV「CX-5」を大幅改良し、11月8日から予約を開始した。CX-5は、全世界での販売台数の3分の1を占める、マツダの基幹車種。12月上旬から発売する。価格は267万8500円から407万5500円。 - 軽自動車のイメージ、この10年でどう変わった? ホンダがユーザー1000人に調査
ホンダが軽自動車ユーザー1000人を対象に、「軽自動車の機能やイメージに対する変化」についての調査を実施した。 - スズキ、9代目の新型「アルト」を発売 軽自動車トップの低燃費を実現
スズキは12月10日、軽乗用車の新型「アルト」を同22日より発売すると発表した。 - 次に買いたい車 ダイハツ「タント」を抑えて1位になったのは?
ソニー損害保険が実施した「全国カーライフ実態調査」。主に運転している車のボディータイプを聞いたところ「軽自動車」が41.3%で最多となった。次に買い替える時に購入したい車は? - ガソリン代節約のためにやっていること 「空気圧の点検」「エンジンオイルの交換」を抑え1位となったのは?
ソニー損害保険が「全国カーライフ実態調査」を実施。ガソリン代や燃料代を節約するためにやっていることを聞いたところ……
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.