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第一生命、住信SBIネット銀行のNEOBANK導入検討
住信SBIネット銀行は12月23日、第一生命保険が同社の「NEOBANK」サービス導入に着手したと発表した。第一生命グループの顧客がスマートフォンアプリからデジタルでの体験を提供することを目指す。
住信SBIネット銀行は12月23日、第一生命保険が同社の「NEOBANK」サービス導入に着手したと発表した。第一生命グループの顧客がスマートフォンアプリからデジタルでの体験を提供することを目指す。
NEOBANKサービスは、BaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)の一つ。顧客基盤を持つ企業に、住信SBIネット銀行が銀行システム基盤を提供するもの。これまで、JAL、Tマネー、ヤマダ電機、オープンハウスなどがNEOBANKを導入し、銀行サービスを顧客向けに提供している。
今回の具体的な導入検討内容については明らかにしなかった。
住信SBIネット銀行は500万口座を超え、預金残高は6兆6284億円(9月末)。住宅ローン融資実行残高は7兆円を突破しており、業界首位を狙う。10月に上場申請を行っている。
なお、第一生命への銀行サービス提供は、同日、楽天銀行も発表している(記事参照)。
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