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2021年JC・JK流行語大賞を総括する 「第4次韓流ブーム」と「推し活」という2つのキーワード(1/4 ページ)
2021年下半期、全国の女子中高生内で流行したトレンドを押さえた「2021年の流行語大賞」が発表された。消費文化論の視点から、ランキングから見えてきた2つのキーワードについて考察する。
本記事は、ニッセイ基礎研究所「2021年JC・JK流行語大賞を総括する−「第4次韓流ブーム」と「推し活」という2つのキーワード」(2021年12月15日掲載、著者:生活研究部 研究員 廣瀬涼)を、ITmedia ビジネスオンライン編集部で一部編集の上、転載したものです。※廣瀬氏の「瀬」は正しくは「頁」ではなく「刀に貝」。
要旨
2021年11月29日株式会社AMFは、2021年下半期に全国の女子中高生内で流行したトレンドから「2021年の流行語大賞」を発表した。若者の間で今年何が流行したのか、そして今後何がトレンドとなっていくのか総括・展望する上で筆者自身も毎年参考にしているランキングである。発表されている部門は「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門で、それぞれランキング形式で5位まで発表されている。本レポートでは筆者の専門である消費文化論の視点から、今回のランキングから見えてきた2つのキーワードについて考察する。
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