ニュース
アフターコロナ、約6割が「生活を完全には戻さない」と回答:NRI調査(1/2 ページ)
野村総合研究所は、アフターコロナの行動回帰に関する意識調査を実施。「今後、生活を完全には戻さない」と答えた人が約6割いることが分かった。
コロナ禍前の生活に戻したいと思っている人は、どのくらいいるのだろうか。野村総合研究所の調査によると「コロナ禍前の生活に戻していきたい」人は約3割(30.8%)で、「今後、生活を完全には戻さない」と答えた人は約6割(60.7%)だった。
ワクチン接種済の人に限定しても「ある程度はコロナ禍前の生活に戻したいと思うが、完全には戻さないと思う」が62.9%と、「完全には戻さない」が最も多い傾向にある。
「大人数での飲食」や「海外旅行」は約4割が「コロナ禍以前の頻度よりも少なくなる」
外出や飲食、旅行の活動頻度については、「コロナ禍以前の頻度と同じになると思う」「コロナ禍以前の頻度よりも多くなると思う・やや多くなると思う」を合わせた割合は半数を超えた。
一方、「やや少なくなる」を含む「コロナ禍以前の頻度よりも少なくなると思う」の割合に注目すると、「大人数での飲食」と「海外旅行」については、各4割以上(43.8%、41.9%)がコロナ禍以前より減ると回答した。
関連記事
- 都内の中小企業で働く人、年収はいくら?
中小企業で働く人たちは、どのくらいの給与を手にしているのか。都内に拠点を置く中小企業を調べたところ……。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。 - 「安くてうまい」をキープした“企業努力”が、庶民を長く苦しめてきたワケ
ステーキや牛丼などが続々と「値上げ」をしている。世界的に肉の生産が落ち込み、供給が追いつかないことが原因だが、多くの外食チェーンは長きにわたって価格を据え置いてきた。その結果、何が起きていたのかというと……。 - こんなに頑張っているのに、なぜ日本だけGDPが回復しないのか
日本経済の復活がうかがえるような、データがなかなか出てこない。先進国と比べて、GDP増加率は低く、賃金も低い。多くのビジネスパーソンは懸命に働いているのに、なぜパッとしないのか。筆者の窪田氏は「日本社会のシステムがブラック企業化しているから」と見ていて……。 - 「世界一勤勉」なのに、なぜ日本人の給与は低いのか
OECDの調査によると、日本人の平均年収は韓国人よりも低いという。なぜ日本人の給与は低いのか。筆者の窪田氏は「勤勉さと真面目さ」に原因があるのではないかとみている。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.