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東海道新幹線「のぞみ」に「子ども連れ専用車両」 JR東海が2月から導入:帰省や家族旅行のニーズ
JR東海は、2022年2月から約2カ月半、土休日の東海道新幹線「のぞみ」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を設定する。帰省や家族旅行での利用を見込む。
JR東海は、2022年2月から約2カ月半、土休日の東海道新幹線「のぞみ」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を設定する。帰省や家族旅行での利用を見込む。
期間は22年2月11日(金・祝)〜4月24日(日)の土休日。1日片道2本、合計100本に専用車両を設ける。
大人1人以上と小学生以下(乳幼児含む)1人以上から申し込みを受け付ける。子連れの乗客が周囲に気兼ねなく、長距離移動に使えるようにする。片道・1人当たりの料金(東京・品川駅〜新大阪駅の場合)は、大人が1万4000円、子どもが7100円。
JR東海は12月19日まで、のぞみの子ども料金を実質無料にするキャンペーンも実施していた(関連記事)。出張などのビジネスよりも観光の需要回復が早いとみていて、家族旅行などの需要の掘り起しを狙う。
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