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ブイキューブ、メタバースに参入 オンラインイベントに採用
ブイキューブは、バーチャル空間「メタバース」を使った事業を始めると発表した。オンラインイベントに導入し、メタバース内でコミュニケーションできるようにする。同社は「あらゆる業界のイベントをメタバース化する」としている。
Webセミナー事業などを手掛けるブイキューブ(東京都港区)は1月12日、バーチャル空間「メタバース」を使った事業を始めると発表した。オンラインイベントに導入し、メタバース内でコミュニケーションできるようにする。同社は「あらゆる業界のイベントをメタバース化する」としている。
同社は、株主総会やIR説明会、マーケティングセミナーなどのオンラインイベントを手掛ける企業。数十人規模から数千人規模のイベントにも対応し、コロナ禍を追い風に2020年以降、急成長を遂げている。20年には約4700回のオンラインイベントを、21年は前年を大きく上回る数のイベントを開催しているという。こうした実績から同社は「オンラインで蓄積してきた知見を活かし、国内最大のメタバースイベントサービスプロバイダーを目指す」と意気込む。
28年には、市場規模が1兆ドル(約115兆円)に達するという予測もあるメタバース。日系企業では、パソナやパナソニックも新規参入すると発表している。同社は、今後イベント以外の事業にもメタバースを使った事業を始める方針で「準備が整い次第、順次発表、提供を開始していく」とコメントしている。
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