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無印良品、手作りした「のり弁」を販売する新店舗オープン 入口付近には「焼きいも」も:地域密着(3/3 ページ)
無印良品を展開する良品計画は1月14日、地域密着型の小型店「MUJIcom 東池袋」(東京都豊島区)をオープンする。無印初となる中食サービス「MUJI Kitchen」を展開。手作りした「のり弁」や総菜などを販売する。
地域密着型の店舗を増やす
MUJIcomと無印良品の違いは何か。良品計画の公式Webサイトによると、MUJIcomのコンセプトは“欲しいものを欲しい時にサッと気軽に買えるお店”だ。通勤・通学のついでに買ってもらうことを想定しており、これまでは駅を中心に出店していた。大型店と比べると品ぞろえは少ないが、日々の暮らしに役立つ日用品を中心に扱っているのが特徴となる。MUJIcomは全国に27店舗存在する(東池袋の新店舗含む)。
これまでのMUJIcomは駅などに出店していた。今回の店舗は、東池袋の住民やオフィスワーカーの利用を見込む。新店舗は地域密着の姿勢を打ち出しており、店内には池袋周辺のおすすめスポットやショップを紹介するマップがある。また、地元に根付いた商店の名物商品を取り扱うコーナーもある。
MUJIcom 東池袋の試みが成功すれば、出店余地はさらに広がる可能性がある。取り扱う商品を見ると、付近のコンビニやスーパーが競合になるケースも多いと感じられた。無印の商品力やブランド力で差別化できるか。
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