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三菱UFJ銀、通帳有料化 4月から年550円
三菱UFJ銀行は1月18日、紙の通帳に手数料を新設することを発表した。4月1日以降に開設する個人、法人口座が対象。年間550円を課す。ただし、18歳未満と70歳以上の個人口座は対象外とする。
三菱UFJ銀行は1月18日、紙の通帳に手数料を新設することを発表した。4月1日以降に開設する個人、法人口座が対象。年間550円を課す。ただし、18歳未満と70歳以上の個人口座は対象外とする。
これまで2年以上利用がない口座への維持手数料は設定していた(記事参照)が、通帳の有料化には踏み切っていなかった。今後は、インターネット通帳「Eco通帳」への切り替えを促進する。また、法人向けの簡易インターネットバンキング「BizSTATION Light」を改善し、従来過去90日分しか見られなかった入出金明細閲覧機能の制限をなくす。
通帳は、印紙税として1口座あたり年間200円を納める必要があり、銀行側からは大きなコストになっていた。また紙の通帳をなくすことで環境にも貢献できる。
通帳を有料化する動きは、各銀行で始まっている。大手メガバンクでは、三井住友銀行やみずほ銀行が2021年に導入。地銀でも横浜銀行や中国銀行、筑波銀行などが同様の取り組みを行っている。
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