ニュース
ハーゲンダッツジャパン、石油由来のプラスチック製スプーン順次廃止 バイオマス配合素材に:2025年までにプラ使用量半減へ
ハーゲンダッツジャパンは、同社が提供するアイスクリームの包材とスプーン素材を、石油由来のプラスチックから、環境に配慮した非プラスチック素材に順次切り替えると発表した。
ハーゲンダッツジャパンは1月19日、同社が提供するアイスクリームの包材とスプーン素材を、石油由来のプラスチックから、環境に配慮した非プラスチック素材に順次切り替えると発表した。海洋プラスチックごみ問題が世界的な環境問題となる中、地球環境の保全などを目的に決断した。同社は2025年までにプラスチック使用量の50%(21年比)削減を目指す。
【編集履歴:2022年1月19日午後3時24分 記事初出時、タイトルを「ハーゲンダッツジャパン、スプーン素材などを非プラに順次切り替え 4月から」としていましたが、変更いたしました】
対象は「リッド」「タンパーエビデンス」などと呼ばれるアイスクリームの包材と、スプーン。取り組みの第一弾として、4月から販売店などで配布中のプラスチック製スプーンを、バイオマス10%配合のプラスチックへ切り替える。
同社は「全社一丸となり、環境に配慮した素材への変更などプラスチック資源削減を推進し、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献していく」としている。
関連記事
- サントリー、植物由来100%のペットボトルを開発 2030年までに実用化へ
サントリーは植物由来100%の素材を使ったペットボトルの開発に成功したと発表した。既存のペットボトルには化石燃料由来の素材が使用されていることから、植物由来の素材に切り替えることで、サステナブルな社会の実現につなげる方針。 - 「アタック25」復活 地上波ではなく“ジャパネットの放送局”でよみがえるワケ
通販事業を手掛ける「ジャパネットたかた」の親会社ジャパネットホールディングスがクイズ番組「パネルクイズ アタック25」を、自社のBS放送局で3月末から放送すると発表した。2021年9月に地上波での放送を終了していたが、朝日放送とのタッグで復活する。 - マルウェア感染経路で「Discord」「OneDrive」突出――セキュリティ会社が警鐘
セキュリティソフトなどを開発するデジタルアーツが、パスワード付きZIPファイルとパスワードを同じ経路で送信する方法(いわゆるPPAP)の代替手段として利用が進むファイル共有サービスが、マルウェアの感染経路になっているとするレポートを発表した。 - PayPayほけん、加入者急増 「コロナ見舞金」好評
「PayPay」のアプリ上で保険を販売する「PayPayほけん」が好調だ。サービス開始以降の最多記録を更新した。「オミクロン株」の感染が拡大する中、新型コロナの感染時に一時金を支払う「コロナ見舞金」が好評だという。 - “NHK受信料を支払わなくていいテレビ”を製品化 ドンキの狙いは?
「ドン・キホーテ」が発売した、「ネット動画専用スマートTV」がネット上で大きな話題を呼んでいる。テレビと称しながら、テレビチューナーを搭載していないためだ。製品化の狙いと経緯を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.