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モスバーガー、「キッチンカー」に参入 定番商品をグレードアップして持ち帰り需要に対応:駐車場で営業開始
モスバーガーが「キッチンカー」を導入する。コロナ禍で持ち帰りニーズが高まっていることに対応する。販売するのは専用商品だ。
「モスバーガー」を展開するモスフードサービスは1月25日、新業態となる「キッチンカー」を導入すると発表した。創業50周年を記念した事業で、コロナ禍で高まる持ち帰り需要に対応する。
1月29日から、青山商事が運営する「洋服の青山 大田久が原店」(東京都大田区)の駐車場で営業を開始する。同店は国道1号線に面しており、自動車で訪れやすい場所にある。また、周辺はマンションや民家などがある住宅地で、テークアウト需要が見込めると判断したようだ。1号車となる「キッチンカー MOS50(モスフィフティ)」は、駐車場だけでなく、イベント会場などでの営業も検討していくという。
販売するのは、「50th MOS(フィフティース モス)」や「50th TERIYAKI(フィフティース テリヤキ)」(ともに680円)。これらは、モスバーガーの定番商品である「モスバーガー」や「テリヤキバーガー」をグレードアップした専用商品だという。例えば、「50th MOS」に使用するソースは、モスバーガーのミートソースのレシピをベースとしている。牛肉、ホールトマト、玉ねぎ、にんじんを増量し、赤ワインとバターを加えることで、リッチな味わいに仕上げた。また、パティには、柔らかくジューシーな米国産アンガス牛を使用している。
同社はキッチンカー事業を「お客さまにとってさらに便利な業態として定着させていく計画だ」としている。
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