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PPIH、第2四半期決算を発表 リニューアルしたPBが好調海外出店も継続(2/2 ページ)

ドン・キホーテなどを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2022年6月期第2四半期(21年7〜12月)の連結決算を発表した。国内ではリニューアルしたPBが好調に推移した。

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アジアで出店を加速

 アジア地域では、新規出店を継続して行った。

 展開エリアを拡大するため、マカオへ初進出した。コロナ禍の影響があったため、現地メンバーだけで店舗を立ち上げたという。21年9月にオープンしたマカオの新店舗は、「リアルジャパン」をコンセプトに掲げている。日本食の魅力をPOPや店内演出で表現しているのが特徴だ。総菜コーナーでは、オープンキッチンを採用することでライブ感を追求。屋台エリアにおいては、日本の味を再現するようにした。


マカオのドンドンドンキ(出所:同店公式Webサイト)

 すでに進出しているタイでは、21年10月に新店舗をオープンした。日本人需要に頼らないローカルエリアに出店しているのが特徴で、同社は「今後の展開ポテンシャルの拡大を図る」としている。同店舗でも集客力アップのために、ライブキッチンでご当地グルメを屋台で提供したり、日本のコスメコーナーを設けたりしている。

 このように、現地の顧客に訴求するコンテンツとして“日本の食”を強化した。自社出店に伴うカニバリなどは発生しているが、アジア事業において、既存店の営業利益率は10%以上をキープしているという。

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