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配偶者や家族の収入「知らない」人が6割超 1000人に聞いた「お金の管理に関する調査」IDやパスワードは知っている?(2/2 ページ)

セゾン自動車火災保険が、「夫婦間・家族間における、お金の管理」に関する調査を実施した結果、約6割の人が、生計を共にする配偶者や家族の収入を「知らない」と答えたことが分かった。

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7割近くがIDやパスワードを家族に伝えていない

 キャッシュカードの暗証番号を、配偶者や同居人と共有しているか尋ねた。その結果、56.3%が「お互い知らない、不明・分からない」と回答した。

収入
家族間の銀行口座の暗証番号を知らない人は全体の56.3%(セゾン自動車火災保険調べ)

 「インターネットバンキングを利用しているか」という問いには、「お互い利用している」が33.0%、「どちらかが利用している」が31.3%、「お互い利用していない、不明、分からない」が35.7%と、全体の64.3%の人が「利用している」という結果となった。

収入
自分や配偶者、同居人はネットバンキングを利用しているか?(セゾン自動車火災保険調べ)

 一方、インターネットバンキングを利用している世帯のうち、「お互いのIDやパスワードを把握していない」人は70.7%と、家族の「キャッシュカードの暗証番号を把握していない」人を上回る結果であることが分かった。

収入
家族のネットバンキングのIDやパスワードを把握していない人は約7割という結果に(セゾン自動車火災保険調べ)

 同社は「インターネットバンキングは、通帳やキャッシュカードがない場合が多いため、口座情報の詳細を家族に伝えておかなければ、万が一のときにどの金融機関にどれだけのお金があるのか分からず、口座自体が放置されてしまうケースも考えられる」と指摘している。

 調査は、全国の30〜50代の男女1000人を対象に行った。期間は2021年12月で、インターネットにて実施した。

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