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埼玉・千葉が人気急上昇 住みたい街ランキング2022 首都圏版、順位の大変動が起きた理由:郊外の人気が加速(2/3 ページ)
リクルートが「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」の結果を発表した。郊外の人気が加速し、千葉県・埼玉県の駅が多数ランクイン。人気の駅に共通する特徴は?
人気急上昇の駅は?
21年からの得点推移を比較した。得点を最も伸ばしたのは「流山おおたかの森」だった。2位は「船橋」、3位は「川越」と続いた。6位には「鎌倉」「江ノ島」がランクインするなど、観光地が居住地としても人気を集める傾向が見られた。
ここからは順位を上げた注目の駅をピックアップし、人気の背景を考察していく。
初のTOP3入りを果たした大宮は、駅周辺で再開発が盛んに行われている。4月に複合商業施設「大宮門街」がオープンするほか、大宮図書館跡地に公民連携で観光、地域ビジネス、発信の拠点を創出するなど、市民が自発的に参加できる街づくりを実現している。交通利便性に加え、雰囲気やセンスのいい店が多いことも人気の理由だという。
得点を最も伸ばした流山おおたかの森は、「30代女性」「子育て世帯」から高い支持を得た。流山おおたかの森の魅力を聞くと、「子育て環境」と「買い物の利便性」を指摘する声が多く聞かれた。SUUMO編集長の池本洋一氏は人気の理由を、「駅前は再開発が進み、21年春にNAGAREYAMA おおたかの森S・C FLAPSがオープンしたほか、今年の春と夏にも新しい大型商業施設の開業を予定している。年々子育て世代が増加しているが、保育園数を約10年で5倍、定員を4倍に増加し、保育士の採用を強化するなど、着実に対応策を実施しており、満足度も高い」と分析している。
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