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日産「ラーメンをこぼさず運ぶ」車型トレイを開発 EVの搭載技術をアピール
日産自動車がラーメンをこぼさず運ぶ車型のトレイを開発。同社の新型EV「アリア」に搭載される四輪駆動技術「e-4ORCE」の優れた加速性能や揺れの少なさを分かりやすく伝えるのが目的。
ラーメンを乗せたミニカーが、スープをこぼさず客のもとまで届ける――。そんなユニークな動画を日産自動車が公開した。ラーメンを乗せた車型のトレイは、同社の新型電気自動車(EV)「アリア」に搭載される四輪駆動技術「e-4ORCE(eフォース)」を生かして開発。e-4ORCEの優れた加速性能や揺れの少なさを視覚的に表しているという。
同社によると、動画はマーケティング施策の一環で制作。e-4ORCEの技術を顧客に分かりやすく伝えるのが目的だ。
動画では、店主が車型の電動トレイにできたてのラーメンを乗せると、電動トレイがカウンター上を素早く駆け出し、スープをこぼすことなく客のもとまで運ぶ様子を描いている。
同社は優れた技術を分かりやすく伝えるため、過去にも同様のマーケティング施策を実施している。2018年には、自動駐車機能「プロパイロット パーキング」の技術を旅館のスリッパに搭載。スイッチひとつで玄関先のスリッパがきれいに整列する、近未来を思わせる動画を制作し、話題を集めた。
なお、電動トレイの商品化は予定しておらず、「あくまでマーケティング施策の一環。新型EV『アリア』を通じて商品を届けていきたい」(同社広報)としている。
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