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DXには「必ずデジタル通貨の二ーズがある」 DCJPY開発のディーカレットDCP社長金融ディスラプション(1/3 ページ)

国内でも民間デジタル通貨が相次いで開発されている。中でも、メガバンクはじめ国内大手企業が名を連ねる「デジタル通貨フォーラム」が進めるのが「DCJPY(仮称)」だ。

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 国内でも民間デジタル通貨が相次いで開発されている。中でも、メガバンクはじめ国内大手企業が名を連ねる「デジタル通貨フォーラム」が進める「DCJPY(仮称)」は、使い手であるユーザー企業のニーズを先行させたという意味で、期待が大きい。

 DCJPYは銀行預金を裏付けとするデジタル通貨で、ブロックチェーン上で記録される。ハイパーレッジャーベースのブロックチェーンを使い、スマートコントラクト、いわゆるプログラムも動作する。この開発を手掛けるのが、デジタル通貨フォーラムの事務局も務めるディーカレットDCP(旧ディーカレット)だ。

 同社の時田一広社長は、「法人でDXが進むには、ビジネスのデジタル化が必要。そしてビジネスにはお金の動きが伴う。そこには必ずデジタル通貨のニーズがある」と話す。


ディーカレットDCPの時田一広社長

デジタル通貨フォーラムのメンバーの一部。メガバンクやゆうちょ銀行のほか、日本を代表する企業が名を連ねる。オブザーバーには金融庁や財務省、日本銀行も入る
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