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見ていると元気が出ると話題の"拍手ロボット"の正体は?:ただ盛り上げるだけ
見ていると元気が出る拍手ロボットが話題を集めている。「ビッグクラッピー」はただ場を盛り上げるためだけのロボットだ。飲食店やスーパーなどで導入されている。
見ていると元気が出る"拍手ロボット"が話題だ。2022国際ロボット展で、ロボットや玩具を手掛けるバイバイワールド(東京都品川区)の「ビッグクラッピー」が注目を集めている。
ビッグクラッピーは拍手と掛け声で場を盛り上げ、集客や広告に一役買うロボットだ。代表の高橋征資氏は大学時代から長年拍手の研究をしてきた。人間の肌に近い感触のゲル新素材を使用し、人間の拍手に近い音を再現したという。ただ拍手をするだけではなく、シチュエーションに合わせてコミカルな声がけを行ったり、流れてくる音楽に合わせて拍手ができる。対応できる音楽を追加することも可能だ。2022国際ロボット展では新曲「マツケンサンバ」を披露した。
販売(オープン価格)とレンタルの両方に対応する。レンタルは2泊3日で5万円〜とする。
現在約120体が出荷済みで、全国各地のスーパーや飲食店、携帯ショップなどで活用されている。大阪高島屋では2018年にクリスマスパフォーマンスを披露し、注目を集めた。
掛け声や音楽をオーダーし、用途に合わせてカスタマイズすることも可能。某IT企業では企業カラーのビッグクラッピーを、展示会ブースの集客に活用している。また、アミューズメント事業を手掛けるワイドレジャーが運営するゲームセンター「楽市楽座イオンモール大和郡山」「楽市楽座イオンモール福岡」では、お金を入れるとおみくじをしてくれるビッグクラッピーを設置。子どもたちに親しまれている。
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