2015年7月27日以前の記事
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不妊治療助成に学生出産奨励……、政治家の「産めよ増やせよ」が「女に死ねというのか」と炎上浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/5 ページ)

一人っ子政策を廃止して「3人目容認」に舵を切り、不妊治療の助成や育児休業拡充を次々に導入した中国。国会に相当する全国人民代表大会では、政治家が出生率向上に向けさまざまな提言を行ったが、女性の立場や社会の実情を無視した的外れなものも少なくなく、ネットではブーイングの嵐だった。

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 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)と国政助言機関である全国政治協商会議(政協)が閉幕した。

 ウクライナ情勢、経済成長、そしてコロナ対策と課題山積みの中で、特に国民の関心が集中したのは少子化対策だった。

 長く続いた一人っ子政策を廃止し「3人目容認」に舵を切った中国は、不妊治療の助成や育児休業拡充を次々に導入し、両会(全人代と政協)では政治家が出生率向上に向けさまざまな提言を行った。

 だが、女性の立場や社会の実情を無視した的外れなものも少なくなく、ネットではブーイングの嵐だった。


学生出産の奨励や不妊治療の助成など、一人っ子政策から3人目容認へと大きく舵を切った中国だが、当の女性からは大きなブーイングが起こっている(写真はイメージ、写真提供:ゲッティイメージズ)
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