バンダイ、ガシャポン発売45周年プロジェクト 立体映像を搭載した巨大自販機を開発:1億円を投じて開発(1/2 ページ)
バンダイは、立体映像を搭載したガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポン オデッセイ)」を開発。ガシャポン発売45周年プロジェクトの取り組み。期間限定で 「ガシャポンのデパート」に設置する。
バンダイのベンダー事業部は、ガシャポン発売45周年プロジェクトの取り組みとして、立体映像を搭載したガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポン オデッセイ)」を開発した。2023年2月28日までの期間限定で、 「ガシャポンのデパート」2店舗(池袋総本店、キャナルシティ博多店)に1台ずつ設置する。
GASHAPON ODYSSEYは、「未来のガシャポン自販機のコンセプトモデル」として開発した。高さは2.1メートル、幅は2メートル、奥行きは2.3メートルだ。135枚のLEDパネルを使った約3.9平方メートルの大型ディスプレイを搭載。大きく湾曲していることによって、視差効果で映像が立体的に見える工夫を施した。
手前には大きな円形のハンドルが取り付けられていて、かじを切るようにハンドルを回転させると映像が先に進む仕組みだ。この仕組みによって、自らの手で映像を操っているかのような体験を提供する。内部には複数のガシャポン自販機が内蔵されていて、映像とリンクした商品が搬出される。
これらの機能を使うことで、大型LEDディスプレイ内に広がる空間の中で、自らの手でキャラクターを生み出し、その後そのキャラクターが立体フィギュアになって手元に搬出される「客自身が商品を誕生させる」体験を実現する。
コインを入れると、画面に奥行きのある近未来的な研究室が映し出され、付属の大型ハンドルを回すと画面の中にキャラクターが誕生する。そのキャラクターがカプセルに入った状態で、商品搬出口から出てくる仕組みだ。
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