ニュース
バンダイ、ガシャポン発売45周年プロジェクト 立体映像を搭載した巨大自販機を開発:1億円を投じて開発(2/2 ページ)
バンダイは、立体映像を搭載したガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポン オデッセイ)」を開発。ガシャポン発売45周年プロジェクトの取り組み。期間限定で 「ガシャポンのデパート」に設置する。
1億円以上の製作費をかけたプロジェクト
この構想は18年ごろに立ち上がり、21年3月に開発を本格的にスタートさせた。マルチメディアコンテンツの企画、制作などを手掛けるピラミッドフィルムクアドラ社(東京都港区)と共同で開発し、プロジェクト全体として1億円以上の製作費をかけたという。
名称は「オデッセイ=長い冒険旅行」に由来し、ガシャポンが45年の歴史を経て、これからも「冒険旅行」を続けていくことを意味している。この名称から、本体デザインは「宇宙を旅するスペースシップ」をコンセプトに、ハンドルも船のかじをイメージしてデザインした。
4月28日に販売を始めるのは、本ガシャポンオリジナルの「MATERIALS of the EARTH(マテリアルズ・オブ・ジ・アース)」(1回1000円、全5種)のオリジナルキャラクターフィギュア。キャラクターデザイナーの吉井宏氏がデザインを手掛けた。宇宙の冒険旅行を経て地球にたどり着いた宇宙船が、地球を構成する5つの要素「火・水・空・ 風・地」の精霊を見つけ、それを具現化するというストーリーからできたオリジナルフィギュアとなる。
ガシャポンは幅広い世代から根強い人気がある。特に最近はさまざまな企業が景品の質を向上させたり、独創性のある商品戦略を仕掛けたりして活況を呈している。今回のプロジェクトによって、ガシャポン人気にさらなる勢いをつけさせることができるか。
関連記事
- 「機動戦士ガンダム」のシャア専用ズゴックが土鍋に! 人気アニメとコラボするバンダイスピリッツの狙いは?
BANDAI SPIRITSは、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツをモチーフにした「土鍋 シャア専用ズゴック」の予約受付を、公式ショッピングサイトで開始した。価格は7480円。 - バンダイ、「鬼滅の刃」我妻善逸の武器を再現した「日輪刀」を発売 狙いは?
バンダイは「鬼滅の刃」の我妻善逸が使用する武器「日輪刀」を再現した音声搭載なりきり玩具「鬼滅の刃 DX日輪刀〜我妻善逸〜」の予約を開始した。 - 「鬼滅の刃」胡蝶しのぶが使用する武器「日輪刀」を再現した玩具 開発のきっかけになったのは?
バンダイは、テレビアニメ「鬼滅の刃」の人気キャラクター・胡蝶しのぶが使用する武器「日輪刀」を再現した音声搭載なりきり玩具「DX日輪刀〜胡蝶しのぶ〜」の予約を開始した。価格は5995 円(税込)で、発売は4月24日だ。 - ザクの頭部を鉄瓶で再現した「南部鉄器鉄瓶ZAKU」に予約殺到 8月発送分まで受注終了
BANDAI SPIRITSは、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ「ザク」を岩手県の伝統工芸品・南部鉄器で再現した南部鉄器「鉄瓶ZAKU(GREEN)」を発表した。しかし……。 - 「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」――『ジャンプ』伝説の編集長が、数億円を費やした『ドラゴンボールのゲーム事業』を容赦なく“ボツ”にした真相
鳥山明氏の『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』の担当編集者だったマシリトこと鳥嶋和彦氏はかつて、同作のビデオゲームを開発していたバンダイに対して、数億円の予算を投じたゲーム開発をいったん中止させた。それはいったいなぜなのか。そしてそのとき、ゲーム会社と原作元の間にはどのような考え方の違いがあったのか。“ボツ”にした経緯と真相をお届けする。 - バンダイ、「鬼滅の刃」我妻善逸の武器を再現した「日輪刀」を発売 狙いは?
バンダイは「鬼滅の刃」の我妻善逸が使用する武器「日輪刀」を再現した音声搭載なりきり玩具「鬼滅の刃 DX日輪刀〜我妻善逸〜」の予約を開始した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.