ニュース
高還元2%のLINEクレカ、5月から還元1%に
LINE Payは4月1日、高還元クレジットカードで知られる「Visa LINE Payクレジットカード」(LINEクレカ)の還元率を、5月1日から1%に下げると発表した。従来は2%還元だった。
LINE Payは4月1日、高還元クレジットカードで知られる「Visa LINE Payクレジットカード」(LINEクレカ)の還元率を、5月1日から1%に下げると発表した。従来は2%還元だった。
当初は期間限定で3%を還元しており、その後2%に引き下げた。2%の期限は2022年4月末としており、キャンペーンが終了した形だ。還元率の引き下げに伴い、従来1375円だった年会費を無料とする。ただし、これまでも年1回の利用で無料となっていた。
クレジットカードの選択において、還元率、いわゆるリワードは大きな要素となっている。ただし、カード会社は加盟店から得る決済手数料を原資として利用者に還元しているため、高還元を継続するのは難しい。高還元カードとして知られるカードの多くは1%を基本としており、継続的に常時2%を還元するカードはなかなかサービスが継続できていない。
過去には、2%を還元する「リクルートカードプラス」が存在したが、現在は新規発行を終了している。今回、LINEクレカの還元率が2%からダウンしたことで、常時2%還元のカードがなくなったことになる。
関連記事
- LINEクレカ、2年目は還元率2%に削減 チャージ&ペイは0.5%に
LINEは5月1日以降のVisa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)の還元率を発表した。初年度限定として3%還元を実施してきたが、5月からは「2年度特典」として2%還元に変更する。 - 3%還元のVisa LINE Payクレカ、三井住友カードから再登場
カード発行パートナーを変えて、3%還元のLINE Payクレカが再登場。4月下旬から受付開始。 - 楽天で相次ぐ“ポイント改悪”……それでも顧客は流出しない?
楽天ゴールドカードのポイント還元率が減少するまで、あと3週間を切った。楽天がポイントにメスを入れる背景には、国際会計基準(IFRS)ではポイント還元のカットは売上高を直接押し上げる効果があるからだ。一方で、このようなポイント還元のカットが今後幾分か重なったとしても、急激な顧客離れは起きにくいと考えている。なぜなら、顧客のスイッチングコストが大きいからだ。 - 楽天がポイント付与を改悪、税抜金額に 付与ポイントは1割減少
楽天グループは2022年4月1日から、楽天市場などにおける楽天ポイントの付与対象を変更する。これまで消費税込みの金額に対してポイントを付与していたが、税抜きに切り替える。 - 楽天ゴールドカード、SPU倍率を4倍から2倍に変更 年会費返金も
楽天カードは、楽天ゴールドカードの特典ポイントを+4倍から+2倍に引き下げると発表した。楽天市場で適用になるスーパーポイントアッププログラム(SPU)について、4月1日以降から改訂となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.