調査リポート
会社での世代間ギャップに約7割が“あきらめ” 互いが感じている“違和感”は?:龍谷大学が調査(1/2 ページ)
龍谷大学が新年度に向けて、企業の上司・部下を対象に、その関係性や世代間ギャップについてのアンケート調査を実施した。
龍谷大学(京都市)が、企業の上司・部下を対象に、その関係性や世代間ギャップについてのアンケート調査を実施した。その結果、上司・部下の約7割が、価値観が合わないことを「あきらめている」と回答した。
職場の上司や部下に「ギャップを感じているか」という問いでは、部下の51.6%、上司の44.8%が「とても感じている」「やや感じている」と回答した。
「なぜギャップが生まれるか」との問いでは、上司・部下ともに「立場が違うから」(上司:46.8%、部下:40.0%)、「年齢が違うから」(同25.8%、40.4%)、「常識の考え方が違うから」(同34.4%、27.4%)、「生まれ育った時代背景が違うから」(同23.0%、28.0%)といった意見が上位にランクインした。
一方、「思い込みなどにより、コミュニケーションにすれ違いがあるから」(上司27.0%・部下21.8%)もランクインしており、龍谷大学は「立場や年齢など、変え難い要因が多い中、コミュニケーションは改善できる可能性を見出せる」と指摘する。
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