就活に有効だと思える「ガクチカ」 2位は「インターンでの経験」、1位は?
大学生向けSNS「Dtto(ディット)」を運営するDttoは、長期インターンシップ求人サイト「ユアターン」を運営する東晶貿易と共同で「長期インターンシップと就職活動」に関するアンケート調査を実施した。就活に有効だと思えるガクチカは?
大学生向けSNS「Dtto(ディット)」を運営するDtto(東京都千代田区)は、長期インターンシップ求人サイト「ユアターン」を運営する東晶貿易(東京都港区)と共同で「長期インターンシップと就職活動」に関するアンケート調査を実施した。就活に有効だと思えるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)1位は「サークルや学生団体の活動」(35%)だった。
次いで「インターンでの経験」(23%)、「専攻してきた学業」(22%)と続いた。同社は「サークルと学生団体では役職につきやすく、イベントの主催経験とチームをまとめる経験を積み重ねることで、就職活動でのガクチカエピソードとして使いやすい」とコメントした。
学生生活で力を入れたい、入れたことについて尋ねた。約4割の大学生が「勉学」と回答。2位は「サークル活動」(25%)、3位は「アルバイト」(20%)、4位は「インターン」(17%)という結果に。大学生生活での主軸として、勉学とサークル・学生団体での活動といった定番の活動が多いことが分かった。
インターンでやってみたい職種についても調査した。最も人気だったのは「マーケティング職」(36%)。次いで「営業職」(26%)、「ライター・編集」(19%)と続いた。
同社は「オフィス系職種の人気が高いことが分かった。マーケティング職にあこがれを持つ学生が多く、理由としては『名前の響きがかっこいい』『市場価値が高くて楽しそう』といった意見が挙げられた。また、経営学部の学生にとってマーケティング職は大学の学びを生かせる魅力的な選択肢であることがうかがえる」と分析している。
卒業後に就職したいオフィス系の職種1位は「ライター・編集」(30%)だった。2位に「事務・アシスタント」(26%)、3位に「マーケティング」(24%)がランクインした。最下位は「営業」(20%)だった。
ライター・編集を目指す学生が多い理由として「在宅でもできる」「フリーランスでもできる」ことが大きなメリットとして認識されていると同社は分析している。
調査はDttoユーザー(主に都市圏12大学学生)を対象にDtto内のアンケート機能を活用して実施した。期間は3月11〜17日、有効回答数は426人。
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